太陽光発電の寿命

寿命・トラブル

設置場所や設置条件にもよりますが、太陽電池モジュールの(期待)寿命は20~30年です。
変色や劣化などにより出力は少しずつ低下しますが、適切な設計・設置であれば20年利用しても9割程度の発電量を維持できるとされています。

太陽電池モジュールのメーカー保証期間はだいたい10~20年で、パワーコンディショナーなどの周辺機器については短く設定されている場合があります。故障もモジュールより周辺機器で起こる例が多いようです。
現在は4年ごとの定期点検をおこなうメーカーや販売店もあるので、無償・有償などの内容をしっかり確認しておきましょう。

トラブル・故障の事例

太陽光発電システムを長く大切に利用するためにも以下の点を参考に、風水害への耐性や故障事例とその対策をメーカーや設置業者へ問い合わせてみましょう。

台風や雹(ひょう)災害

台風や雹(ひょう)災害

日本で販売されている太陽電池モジュールは風速60m/s(地上15m)の強風にも耐えられるように設計されています。この強風速度は台風分類では「猛烈な台風(54m/s以上)」に値します。したがって、太陽光発電モジュール単独で吹き飛ぶ心配はほとんどありません。

また、モジュールのガラス面は3mm以上の強化ガラスを使用しており、直径4cmの雹(ひょう)が降ってきても割れないように作られています。
JIS規格で定められた強度設計であれば風圧や衝撃には十分に耐えられますが、まれに飛んできたものがぶつかってガラス面が割れたり、陸屋根に設置された架台が外れるなどの事例が起きています。

ホットスポット現象

ホットスポット現象

発電量不足を招くといわれている「ホットスポット現象」。
落ち葉や鳥のフンなど光が通りにくい、こびりついた汚れや障害物が長い間付着し、影になった部分の太陽電池が高温となる現象です。その状態が長く続くと、熱が太陽電池セルの破損を引き起こすとされています。
砂ぼこりなどの汚れは雨風で自然に洗い流されますが、こびりついた汚れは洗う必要があるのでメーカーや専門の業者へ依頼しなければなりません。

鳥やリスによる被害も・・・

鳥やリスによる被害も・・・

フンの被害だけでなく、鳥が太陽電池モジュールと屋根のすき間に巣を作ってしまうケースやリスなどの小動物がケーブルをかじってしまうトラブルも発生しています。
モジュールの下に動物がもぐりこまないよう網を張るなどの対策が必要になるので、設置前に自宅周辺の環境を観察したり、ご近所同士で情報交換をしてみましょう。

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